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スワップポイントとは?

スワップポイントとは?

スワップポイントのメリット

スワップポイントのメリットは、金利差がプラスであればポジションを保有しているだけで、ほぼ毎日利益を得られることです。 そのためFX取引で売買を活発に行う必要がなく、金利差がプラスのままであれば、継続的に口座に利益を蓄積していくことができます。 為替レートがどのように動くのかは、誰にも分かりません。 スワップポイントは未来の予測が外れても、保有することで金利差を得られることが最大のメリットです。

スワップポイントの発生タイミング

ポジションを保有すれば、すぐにスワップポイントを得れる訳ではありません。翌日まで持ち越す必要があります。 1日の間に何度も取引をするスキャルピングやデイトレードを行う場合は、スワップポイントは付与されません。 スワップポイントが付与される条件は、ニューヨーク市場がクローズする時間をまたいでポジションを保有することです。 ニューヨーク市場のクローズ時間は、夏時間と冬時間で異なります。夏は5時55分、冬は6時55分です。

スワップポイントはFX会社や通貨ペアによって異なる

スワップポイントはFX会社や通貨ペアによって異なります。 各FX会社のセールスポイントとしてスワップポイントの大きさをアピールする会社もあれば、スプレッドの狭さをアピールする会社もあります。 また、通貨によっても金利差が異なるため、当然スワップポイントも異なります。 短期売買で利益を出すには、スプレッドの狭い会社。 長期保有で利益を出すには、スワップポイントの大きい会社。 自分がどのような取引を行いたいのか、目的を持つと良いでしょう。

スワップポイントが高い通貨ペア

新興国はスワップポイントが、比較的高く設定されています。 代表的な通貨は、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、ロシアルーブル/円等です。 トルコは18%、メキシコは4.5%、南アフリカは3.5%、ロシアルーブルは6.75%です。 日本のー0.1%と比較すると、他国の政策金利が高いのかが、よくわかります。 スワップポイントが高い理由は、外貨を多く呼び込みたいこと、国債の購入を促すためです。

スワップポイントの注意点

マイナススワップに気をつける

スワップポイントは、いつも利益を得られるものではありません。 売りポジションを保有すると、金利差を逆に支払わなければなりません。 これをマイナススワップと呼びます。 為替レートを見て売りで利益を出そうとポジションを保有します。しかし、予測とは逆に動いてしまうと決済するのに躊躇しがちです。 そうすると、長期保有する程に支払うマイナススワップは大きくなってしまいます。

スワップポイントで得た利益も課税対象となる

スワップポイントで得た利益は、為替差益で得た利益と同様に課税対象となります。 また、個人口座か法人口座かによって、課税されるタイミングは異なります。 法人口座の場合はスワップポイントが付与された時点で、課税対象となります。 個人口座の場合は付与されたタイミングではなく、決済して実際に受け取ったタイミングが課税対象となります。

高金利通貨は為替変動リスクが高いケースも

スワップポイントが大きな通貨は、大変魅力です。 しかし、高金利通貨な政策をとっているには、理由があります。 これらの国に共通するのは新興国であり、今後の成長が期待されている国です。 したがって、先進国のように政治・経済が安定している訳ではありません。 政情が不安定であり、地政学的リスクも高めです。 例えば20円で買ったトルコリラは、1年後に15円にまで下がっています。 年利換算で25%もの損失となると、スワップポイントの利益は消えてしまいます。

スワップポイントで運用するコツ

レバレッジはかけすぎない

スワップポイントで大きく利益を出すために、レバレッジをかける投資家もいます。 しかし、スワップポイントが大きな国は、為替レートの変動が大きいことが特徴です。 レバレッジをかけ過ぎていると、損失が拡大した時にロスカットされる危険があります。 スワップポイントで利益を出すということは、長期保有を続けることが必要です。 そのため、ロスカットにならないためにも、低いレバレッジでポジションを保有することが求められます。

複数の通貨ペアに分散投資を行う

投資の基本原則として、分散投資があります。リスクを分散させるために、いくつかの違う通貨を取引することです。 もし1つの通貨だけで取引を行っていた場合、その通貨で損失を出した時にカバーできる方法はありません。ただじっと元のポジションに戻ることを願うばかりです。 複数の通貨で取引を行っていた場合、1つの通貨が損失を出したとしても、他の通貨でカバーすることができます。 こうすることで、損切やロスカットを避けながら、ポジションを長く保有することができます。

必要保証金の確認を忘れない

FXで取引を続けていく上で、必要保証金の確認は怠ることができません。 スワップポイントで利益を積み重ねていく以上、長期保有することになります。 新興国通貨は為替変動が激しく、急な暴落は十分に考えられます。思わぬタイミングでロスカットされるリスクがあります。 急な値動きでもロスカットされないよう、資金には余裕を持って取引を行いましょう。